一万年を超えて続いた縄文時代。
我々の先祖に、思いを馳せてみましょう。(2日課題)
日本各地で長きもの間、独特の様式をもった縄文文化は、
なぜか継承され続けて来ました。争いなどおこらないままに。
その後の稲作定住社会は、弥生から現代に至る(時間的にはまだ短い期間ですが)、
養老孟司のいう脳化社会、つまり人間の脳が合理的に考えた、
四角を基本とした、人間世界の枠組みです。
ところで自然は、直線を作り出しはしません。
人間の体も同様なのです。そして心は。
合理的枠組みに押しはめられた人達は、何処に行くのでしょう。
最近はAIが発達して来ています。
そして絵を描き、四角と向き合う我々とは、一体何なのでしょう。
縄文土器は、自然の作り出すものに近い、多様性のある 魅力ある 造形フォルムだと思います。
モチーフに国宝三点(日本のアイデンティティー文化の一つ)を、
誠につたない出来の自作で 安く上げて申し訳ないのですが、
皆様の前にそれを提示いたし、モチーフテーマとしました。
縄文の造形自体が、モチーフテーマでもあり、心なのです。
ふと忘れていたものを 思い出させてくれる、何かがきっと あるのではないでしょうか。
ぜひオリジナルの作品に出会った時は、時空を超えた対話をしてみてください♪