2020年12月14日月曜日

20/12月14日:ポインセチア物語

ポインセチアと一つのストーリー

デズモンド・モリス「クリスマス・ウォッチング」によれば、
イブの夜、イエスにあげる贈り物がない貧しい子どもたちに、天使が現われ、
道端に美しい草があるのを持っていけばいい、というので教会に持っていくと、
ただの雑草だと金持ちの子どもたちに笑われ、
きまり悪くなって頬を赤らめたら、その赤い色が草の葉に映り、
葉まで赤くなり、美しい花になったという。

「Ballade pour Adeline(アデリーヌに捧げるバラード)」
Paul de Sennevilleは、音楽の読み取り、書き込み、
再生のできないフランスの作曲家。
彼は自宅やスタジオで、小さなテープレコーダーに歌って記録します。
センヌヴィルはこの曲が完成した時、
生まれたばかりの次女であるアデリーヌに捧げた。
そしてこの曲を弾く新しいキャラクターによるピアニストを探し始めた。
シンプルで美しいメロディーの普遍性を伝えていく為に。
その芸名は「リチャード・クレイダーマン」
デビュー曲はこの曲と既に決まっていたという。
特別にオーディションで選ばれた、
Philippe Robert Louis Pagèsというフランス人が、
この曲でレコードデビューした。


年末 いつもどこかで見かける花 だけど、
一つのストーリー。

それぞれの物語 、そしてより 感動的に。

メリー・クリスマス!

来年も、お元気に お過ごし下さいませ。

それでは 2021へ 参ります